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October 30, 2007

セカンドライフでライブ演奏するということ

さて、先日セカンドライフでのコンサートが無事終ったことをお伝えしましたが、セカンドライフで音楽をやるというのはまだまだ難しいですね。今日は先日の舞台裏を中心に、技術的なことを話していきたいと思います。

セカンドライフで常に考えておかなければいけないのは、そこで見たり聞いたりしていることがサーバ側で、つまりセカンドライフの世界で起っているのか、それともクライアント側、つまりセカンドライフに接続している自分のパソコンの中だけで起っているのか、ということです。何のことかわからないという方もいらっしゃるでしょうが、要するに、セカンドライフ内で自分が見たり聞いたりしているものを、周りにいる他の人が同じものを見たり聞けたりしているとは限らない、ということです。一番わかりやすいのは、「世界」メニューにある「太陽を調整」というコマンドですが、あれを使うと、自分の好きな時間帯の風景に変更できますね。夜とか昼とか日の出とか……。あれは自分だけ風景が変わっているだけで、周りの人の時間は何も変わっていないわけです。

実は、セカンドライフ内の音楽といった場合にも、このことが重要になってきます。よく、ピアノや楽譜やレコードから音楽が出てくる、というのがあります。あれは、そのピアノや楽譜やレコードにサウンドファイルを添付することになるわけで、この方法だと、その場にいる人は同時に同じ音楽を聴くことができます。が、この方法には制限があり、ファイルはWAV形式で10秒までと決まっているのです。10秒! そんな音楽なんかあるはずはありません。そこで、この方法で音楽を聴いてもらうには、WAV形式の音楽ファイルを10秒ごとに分割した上で、それを連続的に鳴らすようにスクリプトを組むのです。分割の仕方、スクリプトの組み方にもよりますが、しかし、当然、性能のいいパソコンでないと処理に時間がかかり、音がブツブツに途切れてしまいます。これが本当に不快で、私などは音楽を聴いて却ってフラストレーションが溜まってしまいます。そう、これでは音楽とは言えません。

もう一つの方法はセカンドライフ外の、インターネットサーバなどにmp3ファイルを置いておき、そのURLを自分の敷地(parcel)の音楽URLに設定しておくというものです。この方法ですと、mp3音質でどんなに長い音楽でもたっぷり楽しめます。よくある土地に入ると音楽が流れてくることがありますが、それはこの方法を使っているものです。ただ、この方法は、その人がその土地に入ったり、プレイボタンを押した時に開始するので、当然、聴く人によってどこを演奏しているかは異なります。同時には経験できないのです。

やっぱり音楽はみんな一緒に聴いて、みんな一緒に盛り上がりたい! ここで登場するのがライブストリーミングという方法です。演奏や歌の出力をパソコンを通じてネットラジオなどのストリーミングサーバにアップリンクし、そのサーバのURLを先程の土地のURLに設定しておくのです。サーバに置いてあるmp3を再生する場合と異なり、ストリーミングの場合はその土地にいる人は同時にストリーミングされてくる音楽を聴くことができるのです。

今回の場合は3台のマッキントッシュを使い、1台が伴奏となるシンセサイザー群をコントロール、ボタン1つで次に演奏する曲をいつでもスタートできるようにしておきます。そして、そのシンセサイザーから出力される音を2台目がストリーミングサーバにアップリンク、最後の1台がセカンドライフに接続し、これでHiroshi Kumaki君のアバターを動かしました。これがなかなかバタバタで、楽器の方のミキシングは事前に自動でどんどん変更するようにしてあったにも拘らず、ちょっとしたミスでリハーサルの時とは違うバランスになってたり、音が出なかったり——気づいた人は気づいたかな?A(^_^; ——しますし、やっぱりアバターは動かないとおもしろくないので、(セカンドライフ内の)2台のシンセを弾きわけたり、シンセからピアノに移ったり、ギターを取り出して弾いたりと、これはこれで大忙しでした。ひと月前のバーニングライフで、演奏はいいのに、アバターが全然動かなかったり、ひどいのはAFK (Away From Keyboard=席を外していてアバターの操作ができません、ということ)になってたりしたミュージシャンもいて、これはよろしくない、と思ったことがあるからです。やっぱりライブは、特にロックは、音は勿論大事ですが、ビジュアルも大事です。

この辺りの方針は最初から決まっていましたが、一番迷ったのがMC(トーク)をどうするかです。やっぱりライブのいいところは聴衆とダイレクトに交流できることですから、その時その時の生の喋りは必要と考えました。この時、音の質としては、つまり空気感としては、勿論楽器群と共にマイクの声をミキサーに入れて、一緒にストリーミングするのが一番いいと思うのですが、実は、ミキサーからアップリンク用のパソコンを通ってストリーミングサーバを経由し、セカンドライフ内に音が流れてくるまで、回線の状況によって10〜15秒の時間差があるのです。15秒! 会話のレスポンスとしては遅すぎます。

となれば、あとはそのままチャットでやるか、ボイスチャットを使うかになります。チャットは、変換がもどかしい。その意味では15秒遅れるストリーミングの音と変わらない。それに、やっぱり声で交流する魅力は、バーニングライフや前に見たシロタンのコンサートでよくわかっている。やはりボイスチャットだ。やったことはなかったので、一度リハーサルをしてみたら、アバターの動きと声との差は1秒程度だという。1秒、これなら使える。というわけで声はボイスチャットを使用して、その場の聴衆の反応に合わせて会話することにしました。

ただ、ボイスチャットを使うのが面倒なのは、聴く人にボイスチャットの機能をオンにしてもらわなければいけないところですね。ボイスチャットの設定やボリュームと、その土地の音楽のプレイボタンやボリュームが別々なので、このあたりをきちんと設定してもらうことが鍵になります。更にはパソコン自体のボリュームというのもありますから……。音楽は聞こえるけど声は聞こえないとか、或いは全然聞こえない、ということにすらなってしまいます。

ここまで書いてくれば大体想像つくでしょうが、音楽の再生、ボイスチャットの機能、アバターや楽器、それから照明を動かすスクリプトやアニメーションの多用と、セカンドライフの機能をフルに使うことになります。そこに30人からの人が集まるわけですから、これはもう、その土地自体はもちろん、SIM全体にも大変な負荷がかかります。悲しいことにコンサート後、pira Noel さんの水族館の鯨がうまく動かなくなってしまったと聞きました。影響が大きいのですね。それだからでしょう。セカンドライフの公式イベントであるバーニングライフのステージは4つのSIMが交差するポイントに設置されていて、200人までの観客に耐えられるようになっていました。が、それでも、バーニングライフのメイン・イベントであるバーニング・マンでは、4つのSIMのうちの一つが落ちてしまいました。そんなこともあって、音楽専用のステージを次回は用意する必要があるかな、と感じています。

このように、セカンドライフで音楽をやるということは、いろいろと考えなければならないことがあるのです。それは、ある意味、現実の世界で音楽をやることよりも面倒かもしれません。が、それだけにまた、いろいろと工夫をし、何より自分がやりたいように自らプロデュースできるという意味で、楽しいことでもあるのです。大体、水族館の中でコンサートをやるなんてこと自体、現実では無理ではないですか。今回のステージは私が思っていた以上に評判がよく、次を楽しみにしているという声も聞こえてきます。

この声に応えて、更に素晴らしいステージをお届けしたいと、次に向けて動き始めています。またの機会をお楽しみに。


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October 28, 2007

セカンドライフコンサート無事終了!

以前から折に触れて書いてきましたセカンドライフ内でのライブコンサート、昨晩無事大盛況のうちに終了しました。それほど大々的に宣伝していたわけでもなく、またセカンドライフ内でのイベントの実績は全くないので、20人来ればいいかなぁ、なんて弱気なことを言っていたのですが、何とこの水族館が耐えられる最大の人数と見込まれていた30人を越える方々に来て頂きました。いらして頂いたみなさん、本当にありがとうございます。また、このイベントを企画、運営して下さった pira Noel さんはじめスタッフの皆さんもありがとうございました。いろいろとハプニングもあったりしたので、そのフォローに本当にお疲れ様でした。

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ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」でもポスターが紹介されておりましたが、ご覧になられた方はお気づきになったかもしれません。そう、初期の頃に比べて顔が変わっております。ポスターの製作に当たり、じゃあ今から写真を撮ろう、と言った時に、pira さんは何故かすぐにお返事してくれません。写真を撮る前にもっと男前にならないと、と言うのですね。さあ、それからが大変でした。私は、人にどういうのが似合うかは言えるのですが、自分に何が似合うかは見当もつかないのです。が、何とかかんとかこのポスターにあるような顔となり、せっかくなのだから、とコンサート本番では、次の写真のような出で立ちで登場することにしました。

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pix by pira Noel

海賊の船長のような衣装ですが、袖口も胸元もフリフリのついた姿に、ゲスト出演の kyoko Infinity さんは、きゃー、オスカルだ! と大はしゃぎ。いやー、女性に喜んで頂くのが何よりです。よかった。

コンサートは最初なかなかストリーミングサーバからの音を拾えなくて、またボイスチャットを使用するということもあり、慣れていない方へ案内したりしながら約30分遅れの22:25にスタート。あまりの人数の多さに、何人かの方々はセカンドライフを再起動して頂いたりしましたが、それでも、その人数の多さ故にでしょうか、魚たちもよく反応していつもより元気に泳いで回っているようでした。演奏中に私の周りをよぎるのです。次の写真を見ると、人に交じって魚やイルカも一緒に聴いているみたいですよね。

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pix by pira Noel

さすがに初めてのセカンドライフライブということもあって、ハプニングもいろいろあったりしましたが、それでもストリーミングサーバからの音は流れ続け、一番アニメーションやスクリプトを動かしている私のマシンが落ちなかったのは本当に幸いなことでした。最後まで演奏を続けることができ、皆さんには本当に喜んで頂きました。感動した、とまでおっしゃる方もいて、やってよかった、と次へと向う力が溢れて参ります。

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pix by pira Noel

そうそう。チャリティコンサートということで、皆さんに募金をお願いしておりましたが、当初の目標金額を越えることができました。ご協力頂いた皆さんにはこの場をお借りして御礼申し上げます。

早くも、次回はいつ? という話も出ています。1曲だけ、ということで出演した kyoko Inifinity さんも皆さんから大好評でしたので、是非次はもっともっとその歌声を披露して頂きたいものと思っています。

今回経験したいろんなことを糧に、更に素晴らしいステージをお届けしたいと思っています。どうぞお楽しみに。

Aftertheshow
次はもっと素晴らしいコンサートにするのだ!
——終了後のスタッフ一同

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October 18, 2007

カードが来た!

北京から戻ってきてしばらくしてから、申し込んであった銀行からカードが届いた。この銀行の発行するキャッシュカードであるが、VISAデビットカードがついているのだ。待ってました! という感じである。

実は、私はかつてクレジットカードで事故を起したことがあって、返済終了から5年経過するまではクレジットカードは持てないし、ローンも利用することができない。今更借財をするつもりはないのでローンはともかく、クレジットカードを持てないというのは厳しい。というのも、私はインターネットがもはや生活の基盤になっていると言っていいが、そのインターネットでの決済手段は殆どがクレジットカードである。日本では振込サービスを受け付けているところもあるが、全体としてはクレジットカードの決済しか受け付けないというところが圧倒的に多い。何千円という安い商品であっても、それを現金で買える余裕があっても、カードがないと手に入れることができないのだ。以前、アメリカのある会社から更新手続をカード決済で行なうよう言われ、銀行から振り込むから更新の手続をお願いしたい旨申し入れたが、カードでないとダメだ、自分で持っていないなら友人からカード番号を借りて手続してほしいと言われ、さすがにそんなことで人に迷惑をかけるわけにはいかず、結局そのサービスの更新は見送ったという、そんなこともあった。また、今ハマッているセカンドライフにしても、カードを登録しておかないとリンデン・ドルを購入することもできない。勿論土地が手に入るプレミアム・アカウントを持つこともできない。

実は、今回VISAデビットカードを知ったのは、そのセカンドライフの流れなのである。クレジットカードの他にVISAのデビットカードも受け付けるよ、ということになっていて、おお、それなら持てるかもしれないと、調べたのだ。デビットカードは「デビット(debit)=引き落とし」という言葉からわかるように、そのカードを使用した時点で、登録されている銀行口座からすぐに引き落とされるしくみだ。後払いのクレジットカードと違ってリアルタイムでお金が動くので安心だし、安心と言えば、口座に入っている金額以上に使用することはできないのもいい。(ちゃんと残高を知っていて使わないと拒否られるので恥ずかしいけどね。)日本ではJデビットというのがあって、普通の銀行のキャッシュカードをデビットカードとして使うことが可能なんだけれども、VISAのデビットカードはVISAのクレジットカードと同じように使えるところが魅力だと言えますね。

というわけで、そのVISAデビットカードが届き、セカンドライフを始めいろいろ試しておりますが、いやぁ、やっぱり便利ですね、カードが使えるというのは。決済方法が増えただけで、何か物事を始めたりするのにも選択の範囲が広がるわけですから。これは大きいです。

こういうサービスがあるのは本当にありがたいことですが、それだけに、信用というものが私たちの生活、人生に及ぼす影響の大きさを改めて思い知りました。なので、本当にクレジットカードは大切に使った方がいいですよ。その使い方が正にその人の信用につながるわけですからね。

それでは、また。


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October 17, 2007

北京へ!(8)〜アジアはひとつ、世界はひとつ

このブログも随分長いことお休みしてしまいました。北京から帰って来てから、あまりにいろんなことがありました。そう、あれからもうひと月以上も経ってしまったのですね。あっと言う間に。

そこで、この間のそのいろんな出来事というのを書かなければならないのですが、実は私の北京紀行は、もう少し続くのです。そこで、もう暫く——と言っても、今日で一旦終わりにしますが——お付き合い下さい。

     *   *   *
     
さて、北京での「高句麗伝説」コンサートがはねて、盛り上がったまま醒めることを知らない私たちもいつまでもそこにいるわけにも参りません。ホールを出て帰途に就いたのはもう夜の10時をとっくに回っていました。この公園の開園時間は10時までなのです。辺りはすっかり真っ暗になっていました。ツアーで来た皆さんはバスに乗ってホテルへと向かいますが、私は今回単独行動なので、とりあえずみんなと一緒に公園を出た後は自力で——バスかタクシーで——自分のホテルに戻ることになります。と、何と私同様単独で日本から来た女性の方がいらしたので、夜道は危ないからと、彼女をホテルまで送ることにしました。

送り届けてふと時計を見るともう11時を回っていました。暑くて喉も渇いたし、そう言えばお昼にカップ麺を食べたきり何も食べていないのを思い出しましたが、この時間では開いているお店もありません。何よりバスも殆ど走っていません。東京だって11時過ぎればバスも少なくなりますよね。こうなったらもうとにかく早くホテルに帰りたいと、運よくバス停のところでタクシーを捕まえて乗り込みます。やっぱり夜のタクシーは速い。あっという間にホテルに着きました。

ホテルに着くと、その向かいにある、野外喫茶のようなところが賑わっているのが見えました。どちらかと言えばこの時間、食事とお酒という感じでしょうが、もう喉が渇いて渇いてしょうがないので、ここは水でもコーラでもビールでも何でもいいからとにかく水分を補給したいとその店のカウンターに近づいていきました。ああ、あったあった、冷蔵庫にいろんな飲み物が入っているのが見えます。そこで、飲み物がほしい旨伝えたのです。すると、応対してくれた女性は、困った、という顔をして、「ごめんなさい、もう閉店なんです。売れないんです。」と言うのですね。私が目の前にあるのになぁ、という顔をして冷蔵庫の方を見ると、彼女も同じ所に視線をやって、「本当にごめんなさい。ダメなんです。」と真剣に謝るのですね。

中国でものを尋ねて「没有(めいよう)」と言われるのには慣れています。あってもないのが中国。料理屋などでは面倒なものはメニューにあっても「ない」と言われるのは日常茶飯事です。以前北京かどこかの空港で飛行機を待つ間食事でもしようと思ったら頼むもの頼むもの全て「メイヨウ」で、じゃあ何があるんだと聞いたらカレーライスだと言う。何で中国に来てカレーを食べなきゃいけないのかと思ったりしましたが、まぁ、カレーは大好きなのでよしとしてやむなくそれに決めたことがありました。そんなこんなで、「ない」と言われても、「ああ、またか。算了(スワンラ)=しょうがない。」と流すクセがついていました。どんなに争っても、彼らがないと決めたらないのですから。

ところが、この時は何かが違いました。彼女が真剣に謝るその表情から、彼女が本当に申し訳なく思っていること、そして同時に、彼女が困っていることが痛い程伝わってきたのです。「今正に目の前に飲み物はたくさんあって、売ってあげたいし、売ればお金になるんだけれど、売るとあたしたち大変なことになるんです……。」そういう空気がひしひしと伝わってきたのです。そうしなければならない何か、守らなければならない決りのようなものの存在を感じないではいられませんでした。

そこで彼女に礼を言ってその場を離れた僕は、ふとある考えに辿り着いたのです。中国人の「メイヨウ」とか接客の悪さとかはよく言われていて、それは中国人の国民性とか文化のように思われているのだけれど、本当はそうではないのではないか。彼らがそうしているのは、本質的にそうなのではなく、そうせざるを得ない政治体制の中で生きているからではないか。その体制の中で、個人個人は知らず知らずのうちにある習慣や行動様式を身につけてしまうのではないか……。

私はここで中国の人や政治体制の批判をしているわけではありません。このことを突き詰めて考えれば、私たち日本人も同じことです。日本人にとってごく当たり前な習慣や行動様式も、知らず知らずのうちに日本の政治体制の中で身につけてしまったものかもしれない。だから中国や韓国の人から見るととんでもないということがいろいろあるのかもしれない。

そう考えると、本当は国民性なんていうものはないのかもしれないと思うのです。実は、それは、「国」というものが生んだ、お互いが理解し合い、気持ちが一つになるのを阻むベールや壁のようなもので、人間の本質は変わらないのではないでしょうか。今回の短い旅行の中で、実はこの私に応対してくれたウエイトレスほど気持ちが通じ合う経験をしたことはなかったのです。彼女と出会わなければ、僕は相変わらず中国人はこうだ、とかわかったつもりで彼らを見ていたかもしれません。が、彼女のおかげで、同じ人間としての共通な何かを見つけたような気がしています。そしてその共通な何かこそ——。

そう、それは、さきほど聴いた「高句麗伝説」の最後のいだきしんさんのやさしいピアノの音、あれに通じるものだったのです。現実は、様々な政治体制に阻まれていますが、しかし、あの感じで私たち一人一人が互いに接していくことができれば——。

きっとアジアがひとつとなり、ひいては世界がひとつとなり、平和な世の中、平和な地球になるのだと私は確信したのです。今回の短い北京旅行で一番よかったのは、コンサートを通じて、このような貴重な経験と未来への確信を持てたことです。ありがとうございます。


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October 04, 2007

「大地の声」


言葉


そこから始まる
新しい世界——

     *   *   *

今日は東京のめぐろパーシモンホール・小ホールで、高麗恵子さんの詩と語り、いだきしんさんのピアノによる「大地の声」の催しが行われました。高麗さんの語る詩は全て風をテーマにしたもの。その言葉の響きと、いだきしんさんのピアノの響きから生み出される、今まで感じたことのない心地よい空間。これは一体ーー。

目に見えて世の中が素晴らしい方向へ変わったと感じられる一日でした。

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